西郷隆盛洞窟
西郷隆盛が最後の5日間を過ごした洞窟です。
右側が西郷隆盛がいた方の洞窟。
左右ともにどちらもあまり奥行きがありません。
特に左の方が。
この洞窟の前には、洞窟の中で囲碁をする西郷隆盛像が。
現地にあった説明文によりますと、
9月24日、午前4時政府軍城山総攻撃が始まりました。城山に立てこもる薩軍兵士は、わずか300余。これを囲む政府軍は何重もの柵をめぐらし、その数4万。死を決した西郷は、夜明けを待って、5日間過ごしたこの洞窟を出ました。桐野利秋、別府晋介、村田新八、池上四郎といった私学校の幹部たちも一緒です。この日の西郷の出立ちは妻のイトが縫ったしまの単衣に白い兵児帯。ゆっくりと岩崎谷を下ります。その時流れ弾が西郷の腰に命中。別府の介錯をあおいで49歳の生涯を閉じたのです。
・・・とのこと。
ここから100mほど歩いたところには、西郷隆盛終焉の地がある。
こちらでは、腰と太ももに銃弾を受けた西郷隆盛が、この場所で別府晋介の介錯によって最後を遂げたと言われているそうです。